意識の転換 紙の花の展示
7/27に新潟市のギャラリーで、紙の花の展示をさせていただきました。
その制作に没頭していた…と言うほどではないのですが、気が付いたら1か月以上たっていました(^_^;)
今回の展示については、私にしてはめずらしくテーマというか目標がありまして、「借りるギャラリーをジャックする!」と「とにかく今まで作ったことが無いレベルの大きさにする!」この二つ。
結局一つ目は力及ばずで叶わなかったのですが、二つ目はなんとか…いままで作ったことが無い大きさと言うのはクリアしました。
薄葉紙で作ったバラ。シャワシャワです。
本来は茎を紙で包むべきなのですが、今回はこれで行くことに。
作っている間中、この茎がゴジラに見えてね…(笑)
私はジャイアントフラワーとかビッグフラワーとか言われている、いわゆる紙で作る大きな花というジャンルの超すみっこにいて花を作っているわけなんですが、そうい言いつつもどうも大きな花が作れなくて、それが結構な悩みでした。
今回の展示にあたり花を作りはじめるあたりで、何故かちょっとした意識の転換がありましてね。
意識の転換というか…
実は私、自分がやっていることに肩書きを付けるときに「ジャイアントペーパーフラワーアーティスト」とかそれに類する言葉を付けるのにものすごく違和感を感じていたんです。
なんかしっくりこないというか。
でも他に表現のしようもなくて、肩書が必要なときにはそんな感じの名前を付けていたのですが、 ある時ふと、造形…の方がなんかしっくりくるかも…
と思ったんですね。
造形も造形作家ってなんだかすごい形を作る人みたいで私が名乗る肩書では無いような気もするのですが、形を造るという表現がなんとなくしっくりきまして。
自分の事を、紙の花の造形をやる人と表現することにしてみたのです。
そしたらですね、不思議なことに大きいものを作ることにあまり抵抗が無くなったのです。
肩書きひとつじゃん?って言われそうですが(笑)
そう考えるとどう名乗るかって結構重要なのだなと…
作るのは大変でしたが結構楽しかった睡蓮モドキ。
どちらも本心を言えばさらに大きくしたかった(笑)
どこまで大きくしたいんだ…
そんなわけで、紙の花の造形をやる人、として、これからも大きな花を作っていきたいと思います。
決意表明ではないけれど、ここ1カ月はそんな感じでしたー