お江戸2日間 大塚~池袋

今回予約したお宿は大塚駅からすぐの某ホテル。

何故大塚かと言うと、池袋の隣だからという理由。

夜の池袋にメインの用事がありましてね、そんなに遅い時間にはならないと思うのですが、あまり遅くに出歩きたくねぇなぁ…という気持ちから、一駅横の大塚に宿をとりました。

14時からチェックインOKと言われていて、さすがにそんなに早く入らんろ…と思っていたのですが、もう早くから疲れ果ててしまった私は、15時前にはチェックインしてしまいました。

宿泊用の荷物も持って歩いていたしね。

体力が無いもので…

チェックインしたお部屋は角部屋と言えば角部屋。

宴会場に続く廊下があると思しきドアの手前にあるお部屋でした。

入るとあらあら、ダブルのお部屋…

見慣れた光景。

ひと～りなのにふたり♪　(笑)

お部屋は広くはないですが、綺麗だしバス・トイレ別で言う事ありません。

空気清浄器も最初から入っていました。

んで、こちらで夜の用事の前にごろごろして休憩をしていたわけなんですが、どうも部屋が寒いんです。

空気清浄器から冷風が出るし寒いな…と思い、部屋のエアコンの温度を28度くらいまで上げてみたのですが、吹き出し口から冷風しか出ない。

しばらく待ってみてもあたたかい風は出てこない。

困った。風邪気味なので、このままでは悪化してしまうかもしれない…

そう思い、夜の用事の外出時、フロントに鍵を預ける際に（カードキー式じゃないんですこちら）「あの…エアコンから冷風しか出ないんですが…」と聞いたら、スタッフの方は申し訳なさそうに

「今の季節はまだ冷房設定なんです…」

とおっしゃるじゃないですか。

マジですか。

そりゃー冷風しか出ないわけよ。

私は寒がりと言うほどではないと思うのですが、私は長袖にカーディガンを着ていてちょうどいい感じの気温でも、周りを見たら半袖来ている人もいるもんな…

 「暖房器具や毛布をお出しすることもできます」

と言ってくださったのでお願いをして外出しました。

 さて、池袋の用事というのは、この日開催されるパイプオルガンのナイトコンサート。

会場は東京芸術劇場です。

池袋駅から直結しているので移動はかなり楽でした。

コンサートホールの美しいパイプオルガン………あれ？

美しいです。美しいんですが、ネットで私が見たパイプオルガンじゃないです。

どういうこと？？と思っていると、パンフレットにタイプの違う2台のパイプオルガンが表裏一体になっていると書かれている…

え？それじゃーあのオルガンが回り舞台ちっくに回転するってこと？？（この時申し訳ないですが、ちょっとドリフの回転舞台を思い浮かべちゃったりした昭和です…）

ご存知の方には、そうそうって話ですが、全く知らなかったのでパイプオルガンが回転するなんて未知の世界。

ちょっとドキドキ。

そしてコンサートも後半になったところでアナウンスが入り、オルガンが回転しましたよ！

ごとごと音がするのかと思いましたら、ほとんど音もなく静かにゆっくり回転するんですね。

回転後のパイプオルガンです。

これをネットで見ていたのでした。

しかし正面から見るとなんだか宇宙人みたいなデザイン…

ゴシックバロックのオルガンと現代デザインのオルガンと、どちらも美しくてきれいです。

そして初めて聞いたパイプオルガンのコンサート。

曲は知らない曲ばかりだったのですがやはり音は素晴らしいです。

響きと振動と、なんだか自分が違う時空にいるような感じさえしてしまいます。

現代デザインのオルガンに代わって演奏を始めたときに、途中で演奏者がやけに一音を長く弾くなぁ、でもこういう曲なの？と思ったら、突如席を立って袖に行ってスタッフの方を連れてくるというハプニングがありました。

どうも音の様子がおかしかったらしく…

少しの間何かの点検をしていて、それから再開してその後は最後まで無事に演奏をされていました。

良かった…

普段聞くことが出来ない音を直に聞くというのはとても良い体験になりますね。

また聞きに来たいと思います。

そうだ、このコンサート、1時間強でチケット代が1000円なのです。

あり得ん金額…

正に最高です。

ありがとうございました。

そして、いつかこのパイプオルガンでインターステラ―の曲が聴きたいわー…

あるといいなー