鶴を折る人

先日突然家族から「鶴の折り方を教えてくれ」といわれ、なんやねんと思って話を聞くと、

 

近所の人から、入院した知り合いのために千羽鶴を作りたいので協力してくれと言われたそうな。

 

千羽鶴

鶴を折るなんて何年振りだろうか。

 

私自身、折り方が不安だったので、手元にある紙でひとまず折ってみました。

 

しかしなんか不恰好。

 

これじゃ渡せん!と思い折り方をググってみると、最後の羽と首と尾を作る部分を間違って覚えている(教えられた?)事が判明。

 

みたとおりの折り方で折りましたら、綺麗な鶴が出来上がりました。

 

それを家族に教えまして…みなさん四苦八苦しながら鶴を折っていました(笑)

千羽鶴は無事完成したのかしらね…

 

 

そして今日、家族から、新聞の記事かTVのニュースだったかで、高齢のご婦人がいつも自分が折った鶴をバッグに入れているという話を見たんだよねと言われました。

 

その方は折鶴を羽がぱたぱた動くようにちょっと改良して、電車などで泣いている赤ちゃんを見かけると、それを目の前でぱたぱたと動かしてあやすのだそうです。

 

このご婦人の優しさがとても素敵だなと思いました。

 

ずっと身の回りになかった折鶴の話題が、期せずして重なった、ちょっと不思議な出来事でした。