大地の芸術祭②
雨の十日町市…
台風の影響でしょうか。
いい感じにしとしと雨が降っています。
今期2回目の大地の芸術祭、午前中のみ行ってまいりました。
今回はナカゴグリーンパークと高龍神社。
ナカゴグリーンパークは、里山アートどうぶつ園。
これ、自動車の部品とかで出来ているんですかね。
この馬を観たときに、獣木野生の描く馬を思い出しました…
森の中で草を食む木の馬ですね。
事前のチェックで、見てみたいと思っていた作品です。
車で通りすがるところで「あ!いた!」って感じが、見つけた感があって楽しかった…
こういった感じの作品も好きです。
自然の風と一体化しそう。
藁アート。
仔牛がお母さんと一緒で、嬉しくてたのしい感じに見えていいな。
あ…オレがいる…(笑)
ときどきこうなってる。
全くそのとおり。
一緒に寝っころがってかんがえないやりたかった。
仔豚サーカス。
なんかもう、ぎゅうぎゅう。
みんなそれぞれに頑張ってるんだけど、ちょっともうバラバラにトンチンカンな感じ?
木と麻?でできたテントのような作品の壁。
写真で見たら天井なのか何なのかわからなくなる、ちょっと錯覚を起こす一枚になってました。
野外作品群の里山アートどうぶつ園。
他に広範囲にいろいろな作品があります。
作品の話ではないのですがひとつ気になったのが、会場に来た親子連れ?が会場内でサッカーを始めたこと。
あまりはずまないボールでしたが、作品が展示してある真ん中の広場でそのボールをけって遊んでいて、作品破損したらどーすんだ…とちょっと腹立たしく思っていました。
多分普段はそういった遊びもOKなんでしょうが、この期間はさせるべきではないんじゃないの?とムカムカしていたんですが、会場を去る間際に
でも、もしかしたら、野外展示のアーティストには、それが理想なのかもしれない
と思いました。
アートに親しみながらその場でやりたいことをやる。。。
ぶつけたりするのはもちろん論外ですが、作品と自然に共存できるというのが一番の理想の形なのかなと。。。
(個人的にはそういう行為は止めてほしいですが(笑))
さて、次は、行ってみたかった高龍神社へ。
中に作品が見えます。
入っちゃっていいのかな?と迷いましたが、くつべらが置いてあったので入っていいんだなと言う解釈に(笑)
やはり美しい…
文字と絵が入っているんです。
こちらは「アトラスの哀歌」と言う作品で、移民や亡命者の彷徨いや嘆きを表しているようです。
舟が往きます。
この日のこの時間は私一人きりで、貸切状態。
思う存分堪能させていただきました。(でももっと居たかった…)
帰りがけに受付のスタッフの方にお話を聞きましたが、神社の方からここを会場にしてほしいという申し出があって、ここに作品を置きたいというアーティストの希望をマッチングして、この神社にこの作品が置かれたということでした。
会場の選定とかの流れを全く知らなかったので、神社からの希望があっての実現という事を聞いて驚きました。
神社には時々行きますが、中に入ることは無かったので、中で何かをやる…ましてやアート作品を置くという事が私の頭の中には全くなかったんですね。
だからこの神社も、普段は全く使われていないところに作品を展示したのかと思っていました…(大失礼ですね…)
とても素晴らしい作品と空間でしたので、また見に行きたいと思います。