民王(2015)

ティーバーで2015年放送の民王を見ました。
ドラマ化されていたことを全く知らなかったという…

最初にスピンオフを見てしまいその後に本編があることに気づいて見始めたのですが、すごく意外な内容で(笑)

一言で言えば変な話だったな~と。
面白かったですけどね。

原作は読んでいないし、池井戸さんファンというわけでもないんですが、見ていて「これ、ホントに池井戸さん作品???」って思ってしまいました。
きっと放映当時、多くの人がそう思ったんだろうなぁ…
原作についても賛否両論みたいだし。

で、見はじめて「なぁんか…SPEC臭がする…」と思いましたら、脚本が西荻弓枝さんなんですね。
西荻さん以外のスタッフは見てないんですが、共通の人がいるのかもしれません。

でもって、高橋一生の有能秘書ぶりがなんとも面白くて。
回を追う毎に本性が現れてくる、良いドS具合(笑)
ドSだけど美女にはめちゃ弱いという…
今時ハナヂ(笑)

官房長官もよかったなー

このドラマで何がよかったかって言うと、個人の趣味と人格と仕事を分けようよと言っているところと、
本当に本当のところは本人以外はわからないと言っているところ。

何でもそうですが、したり顔で憶測をさも本当のことのように言うことが多すぎる世の中であると思っているので、
ドラマの中でその事に触れていたのがよかったなーと。

憶測がまことしやかに飛び交う政界のドラマだからな…

荒唐無稽とは思いますが、今の政界を根底からひっくり返すなら、頭の中身総入れ替えという手法も面白いんじゃないか…
なんて、無責任に思ってしまいました(笑)