民王(2015)

ティーバーで2015年放送の民王を見ました。
ドラマ化されていたことを全く知らなかったという…

最初にスピンオフを見てしまいその後に本編があることに気づいて見始めたのですが、すごく意外な内容で(笑)

一言で言えば変な話だったな~と。
面白かったですけどね。

原作は読んでいないし、池井戸さんファンというわけでもないんですが、見ていて「これ、ホントに池井戸さん作品???」って思ってしまいました。
きっと放映当時、多くの人がそう思ったんだろうなぁ…
原作についても賛否両論みたいだし。

で、見はじめて「なぁんか…SPEC臭がする…」と思いましたら、脚本が西荻弓枝さんなんですね。
西荻さん以外のスタッフは見てないんですが、共通の人がいるのかもしれません。

でもって、高橋一生の有能秘書ぶりがなんとも面白くて。
回を追う毎に本性が現れてくる、良いドS具合(笑)
ドSだけど美女にはめちゃ弱いという…
今時ハナヂ(笑)

官房長官もよかったなー

このドラマで何がよかったかって言うと、個人の趣味と人格と仕事を分けようよと言っているところと、
本当に本当のところは本人以外はわからないと言っているところ。

何でもそうですが、したり顔で憶測をさも本当のことのように言うことが多すぎる世の中であると思っているので、
ドラマの中でその事に触れていたのがよかったなーと。

憶測がまことしやかに飛び交う政界のドラマだからな…

荒唐無稽とは思いますが、今の政界を根底からひっくり返すなら、頭の中身総入れ替えという手法も面白いんじゃないか…
なんて、無責任に思ってしまいました(笑)

火種を前にした人の心理

比喩ではなく、今朝のこと。

 

出勤前の時間のない中で、ちょっとお香を焚きたくてですね、hibiというマッチ式のお香を点けました。

 

香の部分に火が入って、煙が出て、火を消してちょっと香りが広がったところで、時間もないことだしひとまずここまでで折ろうと思い、頭を下にして力を入れて折ろうとしましたら、

 

火がついている部分がパシッと折れて飛んで、椅子に置いてあるクッションの上にポトリと落ちました。

 

ヤバ!!!って思ってこーゆー場合はどうしたらいいんだっけ???と思いつつ、手元に水はないし、化粧水じゃまずかろうとか、布を被せたら消えるのかとか、ぐるぐる考えている間に、赤いままの香からはじわじわと黒い焼けが広がっていきます。

 

ヤバいヤバい!!!と思いながら、消えないかと思いふーーーっと吹いてみます。

当然、火は消えることなく、黒い焼けは広がっていきます。

 

うおーーーーーー!!マジヤバい!!!!と思って、ここでようやくクッションを持って、廊下の端にある洗面台へ駆け寄り、水をかけて鎮火。

クッションの中に火種が残っていたら大変なので、中までしっかり水をかけました。

 

 

・・・・・バカすぎ・・・・

 

何故すぐに水場に持っていかないのか(T T)

 

こういう時に冷静なようでいて全く動けていない自分の情けなさ。

大騒ぎするほどの火種ではありませんでしたが、あれがわからないまま燃え広がったらと思うと、非常にコワイ。

 

飛んだ火種の他に小さな火種が飛んでいて、それに気付かずあとから燃え広がったら…

 

小さな火でも、火の取り扱いには十分注意しなければ…

そんな教訓を得た今朝でございました。

 

 

 

まごころとは…

天皇の料理番の中で、転機が訪れたトクゾウに繰り返し関わってくる言葉が、

まごころ

でした。

仕事が終わってから、華族会館のトップであるウサミ氏が、自分の包丁を丁寧に研ぐシーンで、
トクゾウは何故そんなに包丁を研ぐのかとウサミ氏に聞きます。

この前段のエピソードとして、華族会館では鍋は二度洗いすることになっているものを、洗い物や雑用の仕事ばかりやらされて辟易していたトクゾウは、二度洗いをサボって一度しか洗わず、それがウサミ氏にバレて問題になるというものがありました。
鍋のかすかな匂いに気づいてウサミ氏はトクゾウを問い詰めるのですが、それに対してトクゾウは、一度洗いでも今まで誰も気づかなかった!やる必要があるのか!と反発します。

どちらも誰の目にも見えない小さなこと。
でも、鍋のかすかな匂いが元で味を損ねたら、包丁のわずかな切れ味の違いで、食感を損ねたら。

その気遣いはまごころなのではないかとウサミ氏は諭します。

ウサミ氏の心を知って深く納得したトクゾウは、どんな雑用でも相手が仕事をしやすいように気を配り始めます。

その時に打算があったわけではないと思いますが、そうしたトクゾウの様子に、いままで頑ななまでに仕事を見せてくれなかった先輩たちが、仕事を見せてくれて教えてくれるようになります。

それが嬉しくて、さらに相手の仕事に役立つようなサポートをして、次第に彼は認められていきます。

まず自分がやる。出す。与える。
損得は二の次。

そういった前向きなエネルギーが、彼の回りに新たなエネルギーを運んできたように思います。

少し前に、エネルギー循環で、
まず出す事と言うことについて考える機会があって、意識とスイッチって思ったんだけど、またすぐ忘れてますな…(苦笑)

天皇の料理番を見ながら、ああこれもエネルギー循環は先に送り出すということだな…と思ったので、ここに書き残しておこうと思います。

また忘れても思い出せるように。

今さらなんですがドラマを観る

超今さらなんですけどね、
ティーバーで3年ほど前のドラマ、天皇の料理番の半分くらいを公開していて、
放映当時は全く観る気もなかったんですが、今回は何となく見はじめたら面白くて。

当時話題になった鈴木亮平さんの激痩せっぷり(そのあと俺物語のために激太りした)に、あらためてすげえなって思ったり、

トシコの素晴らしさとか、ウサミさんの素晴らしさとか、トクゾウの両親の素晴らしさとか、トクゾウの素晴らしさとか、

トクゾウの周囲への迷惑のかけ方が半端なくて、でもこの人の場合、ありあまるエネルギーの使い方が解らなくて、だから料理の世界と言うエネルギーを使う方向が決まったら、あとは一直線に進むのみだったわけで…
羨ましいですわ、こういう人…
本人も周囲も大変でしょうけど。

すごいドラマだったんだなぁと、今さらながらに思いました。

そういやー、華族会館の料理人の中にお笑いの「我が家」の坪倉氏がいましてね、
この人アンナチュラルに出ていたときに初めて俳優として観たんですが、えらくいい演技をされてまして、
今回、天皇の料理番でもなんかいい感じだなぁと思ったんです。
時期的には天皇の料理番がずっと前ですけどね。
俳優業、増やしたらいいんじゃないですかねーと思ったり。(元々は俳優だったらしいですけど)


そんなこんなしながら、YouTubeを観ていたら、図書館戦争の動画に行き当たりまして、
これも何となく食わず嫌いな感じに見ていなかったのですが、はるたん…もとい、田中圭が出ていると言うので見てみました(笑)

この人も何故か私の視界にはあまり入ってこない人なんですが、ちょっと面白い感じの俳優だなと思いました。
おっさんずラブでブレイク?らしいので?またどこかで観る機会があるかもなー


これだけ観ると、さすがに満足…
お腹一杯なので、しばらくドラマ動画は見なくてすみそうですw

いま、じぶんがやれることはぜんぶやった

友人からの依頼を全部終えて、やっと解放。

あとは友人が最後まで頑張るのを祈るだけ。

 

もっと手伝えたかなとも思うけれど、はたから見れば大した量じゃなくても、大した出来じゃなくても、たぶん今の自分にはこれが限界の量だったんだろうなと思う。

 

もっと手伝えたらよかった、とは思うけれど、限界は限界。

 

楽しくもあったけど、苦しくもあったなぁ。

自分の今の限界をまざまざと見せつけられて、悔しさもある。

 

もともといた世界を久しぶりに体感して、ちょっと戻りたい感もあったけれど、

両立出来たら面白いのかもしれないけれど、そんなに器用ではないし時間の使い方もうまくはないので、

今の世界に戻ってやることやります。

 

また楽しくも苦しい感じになると思うけど。

 

苦しさを感じなければいいとは思うけれど、でも、そこを通って楽しさを感じるというのも悪くないと思う。

結局そういう進み方なんだな。

それは仕方ない…と言うところからまた違うところにスイッチしていけるといいなとも思うけどね。

 

それと、以前にいた世界を再度体感したことで、当時の自分、その後の自分を思い返したときに、その当時よりも今の自分の方がずっと楽に居られるという事を認識した。

 

つまり、自分史上、今の自分サイコーってことを認識したので、それはちょっと収穫だった。

 

もちろん、その当時よりも老齢化は間違いなく進んでいるし、様々な面で衰えは隠せないし、

でも精神的にはずっと楽になっているなと思う。

 

ので、なるべく今の自分サイコーってのを忘れないでいたいと思う。

すぐ忘れちゃうからな。

 

今の自分、最高。

そんなつぶやき。

鳥取県に2泊3日で行った話いつつめ

なんと途中からタイトルが島根県になっていた…

どちらにも行ったので間違ってはいないですが、直しました(笑)

 

さて、3日目はどこへいこうか…と考えあぐねた末、安来市足立美術館へ行きました。

安来駅から無料のシャトルバスが出ているんですよー。

 

こちらは手入れされた庭園が有名な美術館です。

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順路を進むといたるところに美しい日本庭園が広がります。

 

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茶室の入口

 

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美しい巴紋…♡

 

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美術館は平山郁夫氏や北大路魯山人氏の美術品を展示していまして、来場者がたくさんいました。

 

近代絵画のところで、今まで存じ上げなかった画家の絵に足が止まりました。

西田俊英氏の絵画なのですが、もちろん写真が撮れないのでここに載せることはできないのですが、月明かりとうさぎが書かれた絵で、とても雰囲気の良い、いつまでも見ていたくなる絵でした。

 

美術館の中を巡るのはなかなか疲れることでもあるのですが、突然1枚の絵画に惹きつけられてすべてを忘れて見入ってしまう、これ1枚でも十分ここに来た甲斐があった、そういった出会いがあると、疲れもふっとんでしまいますね(笑)

 

満足満足…

 

その後はちょっとショップを覗いて、早めのシャトルバスで安来駅へ戻り、米子市へ。

家族と合流して帰路につきました。

 

2泊3日、終わってみればあっという間でした。

普段は車で移動する生活なので、公共交通機関を使っての移動は不便さもありましたが、周囲の風景をゆっくり見る時間や、地元の人や観光の人の様子を見ることが出来たりして、これはこれで旅の醍醐味なのだなと思いました。

 

とてもとても疲れましたが、帰ってくるとすぐまた次の旅に出たくなるというのはどういう事なのでしょう(笑)

なかなか頻繁に遠くへ行くのは難しいですが、計画を立てて旅に行きたいと思います。

 

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鳥取2泊3日旅行記にお付き合いくださいましてありがとうございました^^

 

 

 

 

鳥取県に2泊3日で行った話よっつめ

出雲大社から米子に戻った私は家族と合流して夕食へ。

・・・そういえば松江の駅で松江⇒米子のやくもの特急券を買う時に、みどの窓口の女性が眼帯をしていたな・・・

エヴァンゲリオンのタイアップコスプレじゃないよな…なんて、いまさら考える(違いますて(笑))

 

さて、夕食は地元のものもいろいろと食べられる居酒屋さんに入ることにしました。

 

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がいな刺身盛り

がいなってなんデスカ??って思っていたら、大きいって意味らしいですね。

鳥取の方言のようです。

 

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猛者海老の焼き

もさえびって初めて聞きました。

他の地方だと違う名前になるのかな。

鮮度劣化が早いので、県外にあまり出ないらしい…

味が濃くて美味しい海老でした。

 

そして、家族がどうしてもこれは食べてみたかったと言って注文した、いただき。

 

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これですね、1皿ふたつをそれぞれ半分に切ってあって、4切れ構成なんですが、1つが結構大きくて、しかも中身は炊いたもち米がぎっしり詰まっていてものすごいボリューム。

ふたりでやっと食べましたが、一人で注文したらえらいことになりますわ(笑)

味がよくしみていて美味しかったです。

 

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そして、最後に和牛の焼き物を…

こちらは普通な感じ。

せっかくの和牛なのに、最後に頼むにはちょっと重かった気がします。

順番考えたらよかった~(笑)

 

基本的に食べ物はみんな美味しかったですね。

旅の御飯が美味しいって、なんだか幸せ…

 

この後はホテルに帰って2日目が終了~